補佐経験で経営業務の管理責任者になるための確認資料
「経営業務の管理責任者」になるためは、法人(建設業を営むこと)の役員か個人事業主の経験が必要です。
しかし、建設業法の改正に伴い経営業務の管理する補佐的な経験によっても「経営業務の管理責任者」なることが出来るようになりました。
その補佐経験を証明する確認資料とはどのようなものでしょうか?
確認をしましょう。
法人で補佐経験がある場合の確認資料
法人において補佐経験があるものがその経験を証明する確認資料は以下の通りです。
役員に次ぐ地位であることを示す資料
会社組織図の写しのように、会社内組織で役員に次ぐ地位であることがわかるものであり、そのものを法人の代表者(代表取締役)が証明していること。
6年以上役員に次ぐ地位であったことの証明する資料
6年以上前の辞令の写し、社員名簿の写し(6年間その地位にいたことがわかること。)等、6年間かつ役員に次ぐ地位でいたことの証明できることが必要です。
その地位の職務権限を証明する資料
役員に次ぐ地位の職務権限の内容を決めた取締役会議事録、職務権限表の写し等。権限内容がわかり、法人組織の意思決定機関がその権限を与えたことが分かることが必要です。
許可を受けようとする建設業を営んでいたことを証明する資料
補佐すべき法人が許可を受けようとする業種の建設業を営んでいたことを証明する建設業許可通知書、その業種の建設工事請負契約書等(1年に1件分で必要年数分)。
以上のすべての確認書類が必要となります。これらの書類は、各証明者によっていろいろなものがあると思います。もし、確認書類が不明な場合、申請官庁の確認をとるか、弊所にご相談を。弊所で確認して適切な判断をお伝えします。
個人事業主の補佐経験がある場合の確認資料
個人事業主を補佐した経験で「経営業務の管理責任者」のやるべく必要な確認資料は、ここをクリックして確認してください。
「個人事業主の補佐経験で「経営業務の管理責任者」になるために必要なこと」